エステル事業部Ester Division
エステル事業部の特徴
FRP・GRG・GRCの3つの構造物を製造することができます。型(ベース)の有無はご相談となりますが、お客様のニーズに十二分にお応えできる事業部です。
- 多種多様な製品に対応ハンドレイ製法により、様々な形態の製品に対応
- 品質徹底した工程管理に基づいた、品質管理
- 技術力長年の経験、知識、データに基づいた技術力
- 小口の受注ハンドレイ製造の特色を生かし、少量生産が可能
- 3Sからの5Sへ製造業の基本である3S整理、整頓、清掃の徹底から清潔、躾を含む5Sに向けての取り組みを常に行っています。

エステル事業部全景

第2工場

繊維強化プラスチック(FRP)とは
ガラス繊維のように弾性率の高い材料と複合すれば、軽量で強度の高い、つまり比強度の大きな材料として用いることができます。強化材としてガラス繊維を用いたGFRPのほか、炭素繊維を用いたCFRPも用途が広がっています。他にも強度の高いケブラー、ダイニーマなどの樹脂繊維で強化したAFRP、KFRP、DFRPもあります。
安価・軽量で耐久性がよく、成型、穴あけ等の加工も比較的容易なことから、小型船舶の船体や、自動車・鉄道車両の内外装、ユニットバスや浄化槽などの住宅設備機器で大きな地位を占めています。
FRPの利点は、金属材料よりも比強度が大きく、軽量化が可能で耐薬品性があり、腐食しにくく温性がよいことと、重量増が問題でなければ補修できる点です。

防蝕体

多目的大型フード

単品パーツ

店頭マスコット

ガラスマット寸法販売

屋外立水洗(FRP/GRCどちらでも製造可能)
FRP製造動画
繊維強化石膏(GRG)とは
GRGとはGlass fiber Reinforced Gypsumの略であり、石膏をガラス繊維で補強した複合体の総称です。せっこうの芯にガラス繊維などを加えて耐火性能を強化したボード、大型高層建築物で、建築基準法に定められた防火区画を構成する耐火壁構造(耐火1時間)や、準耐火壁・天井に使用されます。
GRGの利点は、主成分の石膏は細かい粉末状なので、ドーム天井や装飾パネルなど、細やかな表現を創りだすことができます。
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GRG製作ベース(型)

屋内装飾製品

教材各種
繊維強化セメント(GRC)とは
優れた造形性がデザインやテクスチャの自由度を拡げ、設計のスタイルに合わせた造形が可能です。従来のセメント製品では難しい薄物製品が可能で、大幅な軽量化を実現しています。圧縮強度の高いセメントと引張強度の高いガラス繊維による複合材であり、従来のセメント製品の数倍の耐衝撃強度があります。
すべて無機材料で構成された不燃材で耐火認定も取得済みです。鉄筋補強に頼らないため、塩害、凍害にも著しく強い材料です。
GRCの利点は、耐アルカリ性ガラス繊維で補強したセメント製品です。 ... 最近では、GRCと「ガラス」や「石」などの別素材を組み合わせた新たな表現が生まれています。 GRCは、今までにない建築表現を秘めた建材です。 優れた造形性がデザインやテクスチャの自由度を拡げ、設計のスタイルに合わせた造形が可能です。
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擬岩(人工岩)

屋外立水洗(FRP/GRCどちらでも製造可能)
GRC製造動画
その他の素材販売
炭素繊維(略称:カーボン)の販売も行っております。
長所を一言で言うと、「軽くて強い」という点です。鉄と比較すると比重で1/4、比強度で10倍、比弾性率が7倍あります。その他にも、耐摩耗性、耐熱性、熱伸縮性、耐酸性、電気伝導性に優れています。短所としては、製造コストの高さ、加工の難しさ、リサイクルの難しさが挙げられます。また、素材自体が異方性を持ち、どういった形で積層するか、また、損傷を受けた場合の破損の判断が難しく、クリティカルな状況での使用は細心の注意が必要です。